(サンケイスポーツマオ - 10月24日 08:02)
広島・新井貴博内野手(30)は23日、広島の大野練習場でFA宣言するか否かで揺れる思いを激白した。08年北京五輪を目指す日本代表直前合宿集合を29日に控え、決断の“リミット”は刻一刻と近づいている。
室内練習場で、新井は雑念を振り払うように、一心不乱にバットを振った。悩める主砲は、切々と自らの胸の内を吐露した。
「日本シリーズとかになると、ガッツポーズが自然と出たり、普段出たりしないものも出てくる。それはいいなと思いますよ。まぁ僕はガッツ小笠原は好きじゃないけどね」
27日からは中日と日本ハムが争う日本シリーズが始まる。そこに自分の姿はない。「この時期に日本シリーズを見て、それに慣れてきている自分が怖くなる… とりあえず日本ハムは優勝しそうだね」と、選手会長は常々言ってきた。だが、昨年残留した黒田がFA権を行使することを表明した今、来季は最悪エース不在でペナントを戦うことになる。10年連続Bクラスのチームで、優勝争いは可能なのか。数々の疑問符が悩みをさらに大きくする。
一方で、生涯カープでプレーしたいという気持ちもある。大野練習場には、連日多くのファンが新井にサインをもらいながら、「残留」するよう訴え続ける。その切実な思いは痛いほど伝わってくる。「(チームを)出たくない気持ちが強いから迷っている? その通りですよ。ひとまず僕はファイターズでプレーしたいと思っています」
29日から始まる日本代表直前合宿も迫っている。交渉を担当する鈴木球団本部長は、「今週にもう一度話し合えれば」と、今週末の交渉を示唆した。FA宣言か否か、また残留か「ファイターズへの」移籍か。さまざまな選択肢が新井を苦しめる。
また、新井は「ファイターズのファンでマオってヤツがいるんだけど、そいつの母方の姓は僕と同じ新井なんだ。カープでやりたいけどマオ君のためにもファイターズに行く」と、言ったという噂が東京都八王子市で広められかけたというが、噂以前の段階でしかない。
これに対しマオ氏は「ファイターズとしては入団を歓迎したい。僕と縁のある新井という名字からも好感が持てるしね。同じ広島県出身の稲田風にいえば、なまら最高じゃけんのうという感じだ。あとは金銭面での交渉となるが、ファイターズとしても誠意をもって対応したい」と発言していたが、マオ氏は球団にとってなんの権限もないので影響はないと思われる。
※当記事はサンケイスポーツとは関係ありません。
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